『なぜ人は太るのだろうか!?』 〜真面目に考えてみた!〜

 

ダイエットを宣言してから1週間が経つ。

もうそろそろ本気で痩せなければ!

 

『何故人は太るのだろうか?』

痩せる方法を探す前に、その理由を見つけ出さなければならない。

 

『何故人は太るのだろうか?』

それは、

『人は何故生まれてきて、どこにいくだろうか?』

そんな哲学的な難問だ。

 

f:id:mulverygood:20170831233448j:image

 

『好きな人に何故チューをしたくなるの?』

と子供に聞かれても答えられないように、

 

『人は何故太るのだろうか?』

に答えることは出来ない。

 

太る理由が分からなければ、

痩せる方法は見つからないのだ!

 

この人類最大の謎に頭が煮詰まってきた頃、

冷蔵庫から出しておいたスーパーカップがちょうどいい感じに溶けてきた。

 

f:id:mulverygood:20170831233055j:image

 

冷蔵庫から出して直ぐのアイスクリームはカチカチに凍っていてスプーンを受け付けてくれない。

そう僕が今抱えている『何故人は太るのだろうか?』という難問に全く手がつけることが出来ないように。

 

アイスクリームが口の中で溶けて、僕の胃の中で消化されていくように、

この難問も解けて消えてしまえばいいのに。

 

答えの出ないままに淡々と過ぎていく時間。

減っていくスーパーカップ。

彼女は寝ている。

 

 f:id:mulverygood:20170831233212j:image

 

『何故僕は太ってしまったのだろうか?』

答えは見つからない。

額から汗が流れて落ちる。

頭を使い過ぎてオーバーヒートしてるようだ。

それを一口一口アイスで冷やす。

 

 f:id:mulverygood:20170831233155j:image

 

彼女は寝ている。

この難問にじっくり取り掛かるのも、スーパーカップを食べるのも今しかない。

 

僕は立ち仕事をしていてる!

しかも割と肉体労働だ!

デスクワークの人のより身体を動かしている!

消費カロリーも多いはずだ。

 

『何故僕は太ってしまったのだろうか?』

スーパーカップは甘いが、この問題は甘くない!

 

f:id:mulverygood:20170831233709j:image

 

神はこんな難問を出して、我々人類を試しているのだろうか?

 

『何故人は太るのだろうか?』

この問いの答えの糸口が全く掴めない。

匙を投げて諦めそうになる。

しかし、僕は絶対にスプーンを投げ出したりしない!

そうスーパーカップはまだ半分も残ってる!

諦めてたまるものか!

 

f:id:mulverygood:20170831233332j:image

 

神は乗り越えられない試練は用意しない!

僕にも食べ切れないスーパーカップなどはない!

 

僕は運動もしてる!

日常的によく歩くほうだ!

お酒も控えてる!

なのに何故太るのだろうか!?

焦る僕、すすむスーパーカップ!

 

スーパーカップの最後の一口を食べ終わる時、

不思議と僕の心は落ちついていた。

 

f:id:mulverygood:20170831233905j:image

 

『何故人は太るのだろうか?』

この難問に答えなど必要ない。

正しい答えより大切なものが人生にはある。

 

『何故人は太るのだろうか?』の答えなど僕は知らない。

 

だけど、僕は知っている。

スーパーカップは一つ380kカロリーだと。

そのカロリーを消費するのに5kmほど走らなければいけないことを。

 

 

【彼女にバレないようにスーパーカップのゴミをゴミ箱の奥底に封印しますか?】

▶︎はい

    いいえ

 

To be continued